会計基準や情報開示

中国株のリスクの一つとしてはまず、未成熟な市場経済を挙げることができます。日本とは違い中国では国家の力が非常に強いため、国の方針や経済政策での影響を大きく受けやすいのです。株式市場のルールをはじめとし、株価の勢力図まで国の政策や方針一つで大きく変わってしまう恐れが多分にもあります。 FX また、場合によっては突然開放政策を中止し、国家体制をがらりと変えてしまう可能性も皆無とは言えません。国土が大きい上に、政治的洗練の余地がまだまだ多分に残されている現状なので、日本の常識からは到底考えられないような政策の打ち出しを、いつも頭の片隅に入れておいた方が賢明であると言えるでしょう。加えて、政策の影響による株価が変動することは日常的に見られるところにも注目しておきたいところです。中国株を買うのであれば、中国の政治にも大いに関心を抱いておきたいところです。 現在中国での上場企業は、国が企業の大部分を保有している国有企業がほとんどです。国では将来の不景気時などの公共事業の資金の確保や、年金や失業保険などの社会保障の資金などの確保のために、国が保有する株を売却しようという案が出されています。中国の国有株の数は、現在市場で取引されている株のおよそ二倍とも言われ、それらが売却されると当然株価は暴落するということになります。とは言え、現時点でそういった策が講じられているのが中国株のA株市場に限ってのことではありますが、やはり中国、香港の企業に投資する以上、そういった社会的動向や情勢は、少なからず全体的な株価に影響を及ぼすことが考えられます。このような、まだ地に足がついていないようなシステムの確立性が、投資家の不安の種の一つです。さて、中国株のリスクとして気になるところに、「情報量の少なさと不安定さ」というものがあります。現在も継続してこれらの問題は徐々に改善されてはいるようですが、会計基準や情報開示などにおいてはまだまだ問題が残されていると言えます。 FX 粉飾決算が明るみになり、株価の大きな下落や売買停止している企業もあるため、こういった「情報の不安定さ」は、投資家にとっては非常に注目しておきたいところです。また、そういった情報の不安定さに加えて、外国人(日本人)が中国株、香港株を買うにあたり、その絶対的な情報量はやはり現地に身を置かない限り、ある程度制限されてしまう部分があります。ほとんどの情報源は証券会社やインターネットに頼るしかありません。積極的に中国の情報を得ることを、普段から強く心掛ける必要があると言えるでしょう。日経225ミニ